バルブキャップを作る
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はじめに
バルブキャップは自転車のチューブバルブに取り付けるキャップですが、自転車屋に行くと色々なバルブキャップが売られています。
普通の樹脂製、スタイリッシュなアルミ製、サイコロやビリヤード球などを模したアクセサリー要素の高いもの、LEDが内蔵されていて光るものなど、様々です。
自転車のオリジナリティを高める目的でこれらの商品を買う人が多いと思いますが、やはり既製品だけに頼っていては限界があると言えましょう。
本記事では、自分好みの形をしたバルブキャップを作ったときのことを紹介します。
準備
バルブキャップのねじ込み部分まで作るのは骨が折れるので、普通のバルブキャップにパテを盛って成形しました。
チューブ交換するとバルブキャップが余るので、それを使えば良いと思います。
パテはホームセンターなどで売られていますが、100円ショップでも使いきりサイズのものが売られています。
あとは整形用のヤスリと色付け用の塗料があれば良いでしょう。
また、バルブキャップをチューブバルブに取り付けた状態で行った方がやりやすい作業が多いので、使わなくなった自転車のチューブかチューブバルブが必要です。

机にガムテープを貼ると簡易作業台になって便利です。
製作
まず、どのような形にするのか決めてからパテを練ります。型を使いたい場合はあらかじめ用意しましょう。種類にもよりますが、パテは硬化するまでの時間があまり長くないので、粘土をいじるようにあーだこーだしている時間はありません。

セロハンテープを付けたボール紙を型紙として用いました。
パテを十分に練った後、ある程度形を整えてから普通のバルブキャップを埋め込みます。このとき、バルブキャップはチューブバルブに取り付けた状態にしておき、チューブバルブを回転させて、普通のバルブキャップがパテに対して斜めに埋め込まれていないか、偏心していないかを確認します。なお、チューブバルブに取り付けたときの向きを把握しておくと、実際に使う時にバルブキャップが向いてる方向を決められます。
 
埋め込む前に普通のバルブキャップへ接着剤を塗っておくと確実に固着できます。
形が整ったらパテが完全に硬化するまで放置します。
チューブに取り付けて適当な場所にぶら下げたり、チューブバルブに取り付けて立たせたりしておくと良い感じです。

一晩ほど放置。
パテが完全に硬化したら、ヤスリを使って整形します。
荒いヤスリで大まかに削った後は、段階的にヤスリの目を細かくして研磨。
立方体のものは六面パズルの形にするつもりなので、ヤスリを使って溝を彫りました。
  
研磨には紙やすりが使いやすいです。
整形後は塗装します。外で使うことになるので、耐水性のある塗料のほうが良いでしょう。
塗装は少しずつ、何度も重ね塗りをしたほうがきれいに仕上がります。
球状のものはラッカースプレーで、六面パズル形のものはアクリル絵具で塗装しました。
 
  
細かい部分にはマスキングテープを。
塗料が完全に乾いたら完成です。
 
顔はただの油性ペンで書いてあります。バラバラの六面パズルは、全ての面で同色が2色以上隣接しない状態にしました。
終わりに
このように、普通のバルブキャップをベースにすれば、ある程度容易に好きな形のバルブキャップを作成可能です。
工夫次第ではLEDで光るようなものも作れるかもしれません。
アクセサリーとしてのバルブキャップは2個セットで500円程度で売られていますが、自作では材料費だけだと200円程度しかかかりません。大量生産すればもっと安くなるでしょう。
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